インタビュー

「また来たい」と思う患者さんの気持ちを 最優先に考える医院を目指して

時代の流れ、顧客のニーズに対応した診療体制

中野駅南口ロータリーに面した交通至便な立地ですが、患者層について教えてください。

左奥、白いビルの6Fが当院です。

左奥、白いビルの6Fが当院です。

小笠原副院長:
当院は濵院長が開院してから20年以上に渡り中野の地で診療を続けております。患者層ですがメンテナンス等で継続して来てくださる方々は比較的高齢者層が多いですね。また駅前という立地ですので高齢者の方に限らず、0才~90才以上と幅広い年齢層の方に来院していただいております。

日榮(受付):
来院される方の年齢は、バランス良く各世代均等に来ていただいており、81才以上の方からも支持されているということで地域密着型の歯科医院といえるのかもしれません。

以前と比べ患者さんのニーズ、診療傾向に変化はありますか?

小笠原副院長

小笠原副院長

小笠原副院長:
近年、歯科材料の品質が良くなってきたということもあり、審美性や見た目を重視する患者さんが増えてきましたね。またむし歯になりくい材料、耐久性の高い材料も普及していますので、なるべく歯や身体に良い材料を選択される患者さんも増えてきています。

日榮(受付):
ここ数年女性の方でホワイトニングを希望する方が増えてきている印象はありますね。

ライスステージ(年齢リスク)に合わせた治療・予防について注意していることはありますか?

小笠原副院長:
当院の医療理念の一つに”今ある歯を大切にしましょう”ということを掲げております。年齢層が高くなることで入れ歯になったり、かたいものが噛めなくなったりする方がどうしても多くなってきます。そうならないよう日常のケアについてアドバイスをさせていただいております。

歯科医師のやりがいを楽しそうに語る小笠原副院長。

歯科医師のやりがいを楽しそうに語る小笠原副院長。

また政府も”健康寿命を延ばしていきましょう”と謳っております。乳幼児や学童期にはむし歯にならないような指導、むし歯になってしまった場合には早期治療を行います。それと噛み合わせも重要です、歯並びが良くないとむし歯のリスクも高くなりますので、なるべく小さいうちから予防ケア・定期検診を習慣づけて成人になっても今の状態をキープしていけるようにと考えております。

日榮(受付):
定期検診の時期には担当歯科医師、担当歯科衛生士がメッセージを書いて患者さんへハガキをお送りします。それをもとに定期検診の予約をしてくれる患者さんが多いですね。

歯科も全身との兼ね合いを要求される時代になりました。基礎疾患(高血圧症・高脂血症・糖尿病等)を抱えている患者さんへの対応はどのような点に注意をされていますか?

小笠原副院長:
濵院長が開業後に培ってきた周辺の医科との連携がありますので、その中でスムーズに紹介ができるようになっています。

日榮(受付):
問診票でもどのようなお薬を飲まれているかのチェック項目や必要であればお薬手帳のコピーを取らせていただいて控えるようにしています。

付け焼き刃の治療ではなく、未来を見据えた治療を提供する

小笠原先生は顎咬合学会や口腔インプラント学会の会員ですが、欠損補綴や咬み合わせに興味を持たれたきっかけを教えてください。

患者さん本位の治療を提供しています。

患者さん本位の治療を提供しています。

小笠原副院長:
やはり正しい咬み合わせに調整すること、失ってしまった部分をきちんと補う補綴治療をすることで、食べるといった機能的な面や審美的な面での回復に繋がります。またしっかりと咬み合わせを調整することで、今後のむし歯のリスクも減らすことができますし、そういった意味でお口の状態をトータルで診るようにしております。
このように思うようになったきっかけは、当院に来る以前の勤務医時代の経験からです。当時は臨床経験も浅く、先輩方が治療をした後を診る機会に恵まれていました。以前は患者さんがとても多く、むし歯ができた箇所を治すといった、その場凌ぎ的な治療が多い時代でした。その様な主訴対応型治療では、将来口腔内を良い状態で維持するのは難しいことがわかりました。口腔内全体をトータルで診る治療を行った方が、長期間にわたって良い状態をキープするということが、過去の先輩方の治療から気付かされました。付け焼き刃の治療をするのではなく、未来を見据えた治療をいつも考えて実践しております。

貴院で導入されている新しいインプラントシステム「ノーベルガイドシステム」の特徴を教えてください。

審査・診断をしっかりと行っています。

審査・診断をしっかりと行っています。

小笠原副院長:
インプラントというものは歯がなくなってしまった部分の顎の骨に人工の根っこを埋入します。従来のシステムでは骨の中の状態を見ることができませんでした。その見えない部分にドリルで穴を開けてインプラントを打つわけですが、見えない部分には血管や神経があります。従来のフリーハンドの施術ですと血管や神経を傷つけてしまう恐れがあります。ノーベルガイドはCTでしっかりと検査をし、そのデータをコンピュータに入れて3Dでシミュレーションができるようになっています。そのシミュレーションを使用し正確な位置にインプラントを埋入できるようになったのが「ノーベルガイドシステム」なんですね。そのため患者さん、医師の両方にとって安心・安全にインプラント治療ができるようになりました。

貴院で行っている1dayクリーニングの内容を教えてください。

小笠原副院長:
保険診療ですと決められたステージで治療をしていくには、保険制度の縛りがあります。そのため1日でクリーニングがしたいという患者さんの希望に沿うことが難しいケースがあります。保険診療ではないのですが、忙しい方やイベント等があり急いで行いたいという患者さんの希望に応じて、1日でのクリーニングを行っています。

日榮(受付):
また当院のクリスタルブライトニング(水晶のマイクロパウダーを使用したクリーニング。歯の表面にツヤと輝きがでて、透明感のある明るい歯になります。)やエアフロー(特殊なパウダー状のクリーニング剤をエアーと水で歯面に吹き付けて着色をとる方法。)等の他のメニューと組み合わせることができます。歯科衛生士が事前に患者さんにヒアリングをしプランを立てて、それに沿って行うというシステムをとっています。

院内の細部にまで宿る、おもてなしの心

スタッフ構成、採用・教育・マネージメントについて気を付けていることを教えてださい。

スタッフ一同、患者さんとのコミュニケーションを大事にしています。

スタッフ一同、患者さんとのコミュニケーションを大事にしています。

小笠原副院長:
スタッフ構成は歯科医師が4名、歯科衛生士が2名。歯科助手が4名、受付が2名です。濵院長と共に永く勤務しているベテランのスタッフもおりますし、患者さんには永く通っていただきたいと思いますので、スタッフも患者さんに寄りそってお付き合いができればと考えております。

日榮(受付):
当院のスタッフは頻繁に入れ替わることがないので、経験のあるスタッフが揃っています。新たにスタッフを採用した際には、接遇の研修を受けに行ったり、その後も復習したりと日頃から意識を高めるようにしています。またグループ医院である「市ヶ谷番町歯科クリニック」と合同で勉強会や経営ミーティングを行っています。

患者さんとのコミュニケーションで心がけていることを教えてください。

気持ち良く治療を受けていただけるよう努めています。

気持ち良く治療を受けていただけるよう努めています。

小笠原副院長:
先ほどと重複していますが当院は接遇の研修を重視しています。それは患者さんへの「おもてなし」の心を大切にしているからです。歯科医院はあまり行きたくないところだと思いますので、少しでも患者さんが自らまた来たいと思っていただける様なアットホームな雰囲気づくり、患者さんの気持ちを最優先に考えたコミュニケーションを徹底しています。

日榮(受付):
患者さんには歯科医師だけでなく他のスタッフが対応することもありますのでスタッフ間で情報を共有し、どのスタッフが付いても状況がすぐに分かるようにしています。

 

メンテナンスの時に虫歯と歯周病以外にチェックしていることはございますか?

小笠原副院長:
咬み合わせと歯並びですね。歯並びの悪いところは虫歯・歯周病のリスクが高くなってしまいます。また親知らずもきちんと生えていない方も多いので親知らずの状態も確認します。

患者さんにメンテナンスを継続的に通っていただくためにどのような工夫をしていますか?

一通、一通、気持ちを込めています。

一通、一通、気持ちを込めています。

小笠原副院長:
担当歯科医師、担当歯科衛生士がリコールハガキを手書きで患者さんへ送るようにしています。中にはハガキが届くのを楽しみにしている患者さんもおり、こちらとしても非常に嬉しく思います。

消毒・滅菌等の感染予防対策で気を付けていることはありますか?

小笠原副院長:
当院は厚生労働省が定めた歯科外来環境設備基準に認定されています。かなり細かい認定基準があるのですがクリアしております。治療後の消毒はもちろんですが、朝・夕にドクター含めスタッフ全員で院内清掃を行っております。また3カ月に1回清掃業者に来ていただいて床のワックス掛け等、院内の隅々まで清掃を行っています。

 

最後に貴院の今後の展望・展開を教えてください。

法人内で情報を共有し、医院へ還元しています。

法人内で情報を共有し、医院へ還元しています。

小笠原副院長:
現在私たちの医療法人は当院と市ヶ谷番町歯科クリニックの2医院で歯科医療を提供しています。合同で勉強会を行ったりして日々切磋琢磨しております。今後も密に情報交換をしながら互いに診療所を充実させ、より精度の高い治療を患者さんに提供していきたいと思っています。